犬の毛が白くなるのはなぜ?
犬の毛が白くなるのはなぜ?
口元に白い毛が増えても、それだけで年齢や病気は判断できません。徐々に増える白髪、被毛の変化、新しい皮膚の白い斑点は分けて観察しましょう。変化した場所と、ほかの症状がないかが手がかりになります。

徐々に増える白髪
犬は加齢とともに口元が白くなることがあり、遺伝的な被毛の特徴も見え方に関わります。同じような明るさで撮った過去の写真と比べてください。ほかに変化がなく、ゆっくり毛色が変わっている場合は、治療が必要と決めつけず、定期診察で相談できます。
ストレスとの関係
2016年の若い犬を対象とした観察研究では、早い時期の口元の白髪と、飼い主が報告した不安や衝動性との関連が見られました。ただし、ストレスが白髪の原因だと証明した研究ではありません。続く恐怖や落ち着けない様子など、実際の行動を獣医師に伝えてください。毛色だけで不安の問題は診断できません。
新しい白い斑点ができた場合
白斑では皮膚や、ときに毛の色素が失われますが、写真だけでほかの皮膚疾患と区別することはできません。斑点が新しく現れたり広がったりしたら相談し、かゆみ、赤み、傷、脱毛がある場合は特に診察を受けましょう。目の痛み、目を細める様子、急な見え方の変化は速やかな受診が必要です。
受診前に記録すること
いつから、どこが変化したか、皮膚にも変化があるかを記録します。食欲、活動量、ケア用品、薬の変更も伝え、以前の写真を持参してください。毛色を戻す目的でサプリメント、食事変更、人用の皮膚薬を始めないでください。
毛色から病名を決めない
白い毛だけで肝臓病、腎臓病、栄養不足、避妊去勢の必要性は判断できません。検査は病歴と診察に応じて検討します。治療すれば元の色に戻るという約束もできません。